プロボクシングの階級一覧と日本人歴代チャンピオン

 

プロボクサーの体重ってどれぐらいなのかな?

階級別の体重を知りたいな。

 

こういった疑問にお答えします。

 

こちらがプロボクシング男子の階級別の体重一覧表です。

 

 

体重(kg) 体重(ポンド)
ミニマム級 47.62以下 105以下
ライトフライ級 48.97以下 108以下
フライ級 50.80以下 112以下
スーパーフライ級 52.16以下 115以下
バンタム級 53.52以下 118以下
スーパーバンタム級 55.34以下 122以下
フェザー級 57.15以下 126以下
スーパーフェザー級 58.97以下 130以下
ライト級 61.23以下 135以下
スーパーライト級 63.50以下 140以下
ウェルター級 66.68以下 147以下
スーパーウェルター級 69.85以下 154以下
ミドル級 72.57以下 160以下
スーパーミドル級 76.20以下 168以下
ライトヘビー級 79.38以下 175以下
クルーザー級 90.72以下 200以下
ヘビー級 90.72超 200超

引用元:ボクシングビート 2020年8月号

 

以上です。

ではもう少し深い内容に入っていきますね。

この記事では、プロボクサーの階級にちなんで、以下についても書いていきたいと思います。
 
 

  • 階級別の歴代世界チャンピオン【伝説のボクサー】
  • 【驚愕】プロボクサーの減量事情について

 

上記についてです。

ボクシングファンであれば、この記事を読んでワクワクすることができるんじゃないかなと思います。

それでは早速いきましょう。




階級別の歴代チャンピオン

 

chanpionbelt

 

それではまず、ボクシングで世界を制覇した日本人の名だたるチャンピオンの面々です。

 

ミニマム級

 

井岡一翔、井岡弘樹、大橋秀行、京口紘人、高山勝成、田中恒成、新田豊、福原辰弥、星野敬太郎、宮崎亮、八重樫東、山中竜也

 

ライトフライ級

 

具志堅用高、渡嘉敷勝男、友利正、井岡弘樹、山口圭司、亀田興毅、井岡一翔、八重樫東、井上尚弥、田口良一、田中恒成、木村悠、寺司拳四朗、京口紘人

 

フライ級

 

白井義男、ファイティング原田、海老原博幸、大場政夫、大熊正二、花形進、小林光二、レパード玉熊、勇利アルバチャコフ、坂田健史、井岡一翔、八重樫東、五十嵐俊幸、江藤光喜、田中恒成、比嘉大吾、木村翔、

 

スーパーフライ級

 

渡辺二郎、鬼塚勝也、川島淳志、飯田覚士、戸高秀樹、徳山昌守、セレス小林、川島勝重、名城信男、亀田大毅、井岡一翔、清水智信、佐藤洋太、河野公平、井上尚弥

 

バンタム級

 

ファイティング原田、新垣諭、六車卓也、辰吉丈一郎、薬師寺安栄、長谷川穂積、亀田興毅、山中慎介、亀田和毅、井上尚弥、井上拓真

 

スーパーバンタム級

 

ロイヤル小林、畑中清詞、佐藤修、長谷川穂積、西岡利晃、下田昭文、亀田和毅、小國以載、久保隼、岩佐亮佑

 

フェザー級

 

西城正三、長谷川穂積

 

スーパーフェザー級

 

沼田義明、柴田国明、上原康恒、畑山隆則、粟生隆寛、内山高志、伊藤雅雪

 

ライト級

 

ガッツ石松

 

ウェルター級

 

なし

 

スーパーウェルター級

 

輪島功一、工藤政志、三原正、石田順裕

 

ミドル級

 

竹原慎二、村田亮太

 

スーパーミドル級〜ヘビー級

 

なし

 

防衛回数ランキング

 

氏名 防衛回数 階級
1位 具志堅用高 13回 ライトフライ級
2位 山中慎介 12回 バンタム級
3位 長谷川穂積 10回 バンタム級
4位 内山高志 9回 スーパーフェザー級
5位 徳山昌守 8回 スーパーフライ級
6位 新田豊 7回 ミニマム級
6位 井上尚弥 7回 ライトフライ級
6位 寺地拳四朗 7回 ライトフライ級
6位 田口良一 7回 ライトフライ級
6位 西岡利晃 7回 スーパーフェザー級

 

何と言っても、1位は具志堅用高。連続13回の防衛はすごいですね。

この記録を破ることができるボクサーは今後もなかなか出てこないと思います。

山中慎介が、13回目の防衛戦に挑んだ時、「記録更新なるか!?」と熱く興奮したのは、まだ記憶に新しいですね。

しかし、ネリのドーピング疑惑に体重超過。

姑息な戦略の前に、山中はネリとまともな試合をできないまま勝利することは叶わず、これにより引退を余儀なくされました。

改めて思い出すと、また怒りが込み上げてきますね。

今後は、モンスター井上がどれだけ防衛記録を伸ばしていくか見ものではありますが、おそらく複数階級制覇の方に目を向けるでしょう。

カシメロとの対戦が話題になっていますが、個人的にはスーパー王者「リゴンドー」とのビッグマッチを期待しています。

 

複数階級制覇ランキング

 

 

氏名 制覇数 階級
1位 井岡一翔 4階級 ミニマム級・ライトフライ級・フライ級・スーパーフライ級
2位 八重樫東 3階級 ミニマム級・フライ級・ライトフライ級
2位 井上尚弥 3階級 ライトフライ級・スーパーフライ級・バンタム級
2位 田中恒成 3階級 ミニマム級・ライトフライ級・フライ級
2位 長谷川穂積 3階級 バンタム級・スーパーバンタム級・フェザー級
2位 亀田興毅 3階級 ライトフライ級・フライ級・バンタム級

 

世界を見ると、マニーパッキャオが飛び級で6階級を制覇するなど、ものすごい記録がありますよね。

パッキャオは、フェザー級からスーパーウェルター級まで実に20kgの差がありますが、この体重をコントロールした上で試合に勝つとは、もはや人間技ではありません。

日本人では、井岡一翔が最多でミニマム級〜スーパーフライ級までの4階級を制覇。

しかし、ここでも井上は上位に食い込み、すでに3階級を制覇しているという。

まさしくモンスターの名にふさわしい偉業を成し遂げています。

まだまだ、井上は年齢的にも若いですし、伸びしろもあるので、4階級制覇は時間の問題かなと思います。

 

プロボクサーってどれくら減量するの?

 

boxing class

 

さて、プロボクサーの過酷な減量事情についてです。

かつて、プロボクシングの試合では試合当日に軽量が行われていましが、1994年にルールが改定され、今では前日軽量となっています。

多くのボクサーは軽量前、一切水を飲まないようにして、カラカラの状態で軽量を行います。

このため、軽量前と試合直前とでは大きく体重が変わり、試合の時は軽量時より7〜8kg増えている選手もいるくらいです。

バンタム級で10階級を制覇し、さらにスーパーバンタム級・フェザー級と3階級制覇を成し遂げた長谷川穂積選手は、バンタム級時代でも通常の体重が65kg近くあり、試合前には10kg以上の減量を強いられていたようです。

それほど過酷な減量をするのには、当然理由があります。

それはやはり、試合をより有利な条件で闘うためです。

減量した体重差が大きければ大きいほどリバウンドもすごいですので、試合の時には体が大きくなった分、パワーが増すということですね。

こういったアドバンテージを利用しない手はありませんが、逆に減量しすぎるがゆえに、体調をコントールするのも難しくなるというのも事実です。

それこそ、長谷川選手は減量が過酷すぎて、試合の時に足がつったりすることもあったそうです。

プロボクサーは試合に勝つため、極限まで自分を追い込み、まさに命がけで試合に挑んでいるわけですね。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

ボクシングというスポーツがどれだけストイックなものか、改めて分かったかと思います。

僕的には、防衛回数や複数階級の記録よりも、よりビッグなボクサーと日本人選手がラスベガスで闘うことの方に興味があるので、今後はそういったマッチメイクに期待をしています。

これからも、よりエキサイティングで迫力のあるボクシングの試合に期待したいですね。

ということで今回は以上です。

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