こういった疑問にお答えします。
社会人になって、毎日家と会社の往復だけではつまらないので、
仕事以外の時間も充実させたい!
当然こう思いますよね。
そのためにボクシングを始めるというのは、とてもいい考えです。
なぜなら、ボクシングは個人競技なので自分のペースでできますし、かつ、メンタル・フィジカルの両面がものすごく鍛えられるからです。
というわけでこの記事では、以下のことについて解説します。
- 社会人のボクシングの始め方
- ボクシングジムの雰囲気・トレーニング内容
- 何を目指してボクシングをやればいいのか?
- ボクシングにかかる費用
上記の通りです。
これを読めば、初心者の方でもスムーズにボクシングを始めることができますよ。
それでは早速いきましょう。
Contents
社会人のボクシングの始め方
社会人の方でこれからボクシング始めようと考えている方。
明日にでもボクシングジムに電話して、トレーニングを始めればOKです。
最初は道具もいりません。
全てジムに準備してあります。
- ジャージ
- 室内用の運動靴
- 軍手
上記3つだけを用意してジムに行けばOKです。
ちなみに軍手は、グローブの下につけるためのものです。
トレーニング中、拳にはバンテージを巻きますが、最初は巻き方もよく分からないのでなくてもOKです。
グローブをする時だけ、軍手をつけましょう。
バンテージ買うのは後からでも大丈夫ですよ。
ボクシングを始めようと思うのであれば、まずはジムの中を見た方がいいです。
そしてその空気感を感じてください。
そうすると、その迫力と熱気が伝わってきて、
よし、ボクシングやるぞ!
というふうに、スイッチが入ると思います。
「やろうかな?どうしようかな?」と悩んでいるのであれば、とりあえずジムに行ってみてください。
とにかく、「ボクシングを始めよう!」という、今のその気持ちを大事にして、すぐに動いてみることをおすすめします。
無料体験ができるところであれば、そこから始めてもいいですね。
ジム選びについては、どこでもいいと思います。
どこでやっても、ボクシングをやるということに変わりはありませんので。
家から近いところの方が便利で継続しやすいので、近所のジムを選べばOKですよ。
ボクシングジムについて
それではここから、ボクシングジムがどんなところかということを少し説明しておきます。
ボクシングジムの雰囲気
前述したとおり、ボクシングジムは熱気ムンムンで、アグレッシブな雰囲気が漂っています。
ジムにもよりますが、プロの選手がいたり、ダイエット目的の人がいたりとさまざまです。
最近は女性も多いですね。
しかし、共通しているのはピリッとした雰囲気があるということです。
私は以前、某世界チャンピオンの選手の練習を見に行ったことがあります。
すさまじい迫力でした。
そのボクサーは当時、WBCのタイトルをとっていて防衛中だったんですが、タイトルマッチ前の追い込みの段階でしたので、まあすごかったです。
世界チャンピオンを排出するような本格的なボクシングジムはそんなにありませんが、私もいろんなジムを見てきて思うのは、やはりどこも緊張感があるということです。
その緊張感の中でトレーニングをするということが、とても張り合いがあっていいんですよね。
ちなみに一流のプロ選手がいるボクシングジムでも、無料で練習を見学できるところが多いので、そういった選手の練習を見に行くのもいいですよ。
トレーニングメニュー
ボクシングジムのトレーニングメニューについては、以下の記事で解説してますので、詳しく知りたい方は読んでみてください。
ボクシングの費用について
次に、ボクシングやるにあたってかかる費用の方ですが、
- ボクシングジムにかかる費用
- 道具を買うのにかかる費用
大きく分けて上記2つがかかってきます。
ボクシングジムの費用
ボクシングジムの費用としては、
- 入会金 ・・・ 10,000円〜15,000円
- 月謝 ・・・ 10,000円〜15,000円
だいたいこんなところです。
もちろんジムによって変わってきますが、ざっくりでこれぐらいですね。
ジムに行く回数については、何回行ってもOK、時間制限なしというところが多いです。
なので、せっかく入会したのであれば、できるだけ多く通った方がいいですよ。
必要な道具
ボクシングに必要な道具としては、
- グローブ
- バンテージ
- マウスピース
- ヘッドギア
- ファールカップ
上記のとおりです。
ヘッドギアとファールカップはスパーリングをやる時しか使いません。
しかも、ファールカップはプロの選手以外はつけないことの方が多いですね。
なので、この2つは買わなくても大丈夫です。
グローブについてですが、ジムの共用のものはかなり汗臭いですw
これはボクシングあるあるですね。
なのでグローブは自分専用のものを買った方がいいです。
バンテージについては、先ほども説明したように、最初は軍手でいいですが、そのままずーっとやってると拳を傷めてしまう可能性があります。
なのでジムに入って少し経ったら、バンテージの巻き方を覚えて、練習中は巻くようにしましょう。
また、マウスピースはスパーリングをやるのであれば必須です。
これは歯医者で歯形をとって、自分にピッタリあうものを作った方がいいですね。
私の場合は、ジムのオーナーが提携している歯医者を紹介してくれました。
なので、マウスピースを作るのであれば、ジムに相談してみてください。
しかし、あくまでダイエット目的で、スパーリングはやらないというのであれば、マウスピースは必要ありません。
道具の値段についてはピンキリですので、一概にいくらとは言えませんが、それほど高額なものはないので、比較的安い費用でやることができますよ。
なお、費用や使う道具について、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
何を目指してボクシングをやればいいのか?
それでは、ボクシングをやるにあたって、立てるべき目標について説明します。
これは最初の段階で決めておきましょう。
目標があるのとないのとでは、やる気が全然違ってきますので、長く継続するためにも決めておいた方がいいですね。
具体的には、次の4つのいずれかを選びましょう。
- プロボクサー
- アマチュアボクサー
- スパーリング
- ダイエット・フィットネス
プロボクサー
まずは、プロボクサーです。
プロテストに合格すれば、プロのライセンスを取得でき、JBC(日本ボクシングコミッション)が主催するプロの試合に出ることができます。
ただし、プロへの道はかなり厳しいので、社会人をやりながら目指すのであれば、相当な覚悟が必要です。
1日1.5〜2時間程度の練習を週5ぐらいやって、あわせて5〜10kgのロードワークもやる必要があります。
仕事に余裕があって、かつ、ボクシングに強い情熱があるのであれば、ここを狙ってもいいと思います。
実際にほとんどのプロボクサーは、何らかの仕事を別でやりながら、プロの試合にも出ていますので。
ちなみに、プロテストの受験については年齢制限がありますが、申し込み時に満34歳までであればOKです。
アマチュアボクサー
アマチュアボクサーになるというのは、つまり、アマチュアボクシングの試合に出るということです。
アマチュアの試合であれば、特別な資格は必要なく、ボクシングジムに所属していれば出場することができます。
アマチュアボクシングは、いろんな団体があるので、どの試合に出るかはジムのオーナー、あるいはトレーナーに相談してみましょう。
メジャーなところでいうと、
- 日本ボクシング連盟アマチュアボクシング
- B-UP
- オヤジファイト
このあたりですね。
アマチュアはプロの試合とは若干ルールが違います。
これは団体によっても変わってきますが、ざっくり言うと、いかに有効なパンチを当てるかをポイントによって競うというルールです。
なので当然ですが、プロを目指す場合と練習の仕方も変わってくるんです。
アマチュアボクサーを目指すのであれば、最初からジムにその旨を伝えておいて、アマチュアの試合で勝てるための練習を積んできましょう。
ジムでスパーリングをやる
試合には出ずに、スパーリングをできるレベルを目指すというのも立派な目標です。
ボクシングを基本から学び、シャドー、サンドバッグ、ミット打ちなど、さまざまな練習を積んでいきます。
そして最終的に、実戦形式のトレーニングをできるレベルまで、スキルと体力を身につけるというのも全然アリです。
ボクシングジムに通う人で、スパーリングの段階までいけない人もけっこう多いですので。
このレベルに達することができるだけでもすごいことですよ。
フィットネス・ダイエット目的でやる
フィットネス・ダイエット目的でボクシングやる人も多いです。
ボクシングで運動不足を解消するというのもいいですね。
ボクシングはダイエット効果バツグンで、実際に私も初月で4kgやせることができました。
もしダイエット目的でやるのであれば、体重・体脂肪率などの具体的な数値目標を決めておいた方がいいですね。
数字の目標があれば、トレーニングにも身が入りますし、食事の方も気をつけるようになりますから。
どうせやるのであれば、そのぐらいやった方がいいです。
ちなみに、ボクシングのダイエット効果については、以下の記事にて解説をしてますので、詳しく知りたい方は読んでみてください。
まとめ
社会人になってからのボクシングを始める手順や、注意点などを解説してきました。
ボクシングは格闘技ですので、体力面だけでなく、メンタルの方も強くすることができます。
社会人としても、役に立つことが多いので、もしやってみようと思うのであれば、本当におすすめです。
自分を変えるためにも、ぜひ、ボクシングを始めてみてください。
ということで今回は以上です。
社会人になって、仕事以外にも何か打ち込むものがほしいな。
ボクシングとかどうだろう?
格闘技って、心も体も鍛えられるし、やってみようかな!
でもどうやって始めたらいいんだろう?
ジムに通う前に知っておくべきことあるのかな?