【ボクシング初心者向け】ジムのトレーニングってどんなことやるの?

 

最近運動不足だし、ボクシングでも始めてみようかな。

でも、ジムのトレーニングってどんなことやるんだろう?

初心者の僕でも大丈夫なのかな?

      

こういった疑問にお答えします。

これからボクシングを始めようと思っている方は、ジムでどんなトレーニングをするのか気になりますよね。

なのでこの記事では、以下のことについて解説します。
 
 

  • ボクシング初心者のトレーニングメニュー
  • トレーニングのステップ
  • 運動不足の人でもトレーニングについていけるのか?

 

上記の通りです。

これを読めば、ジムワークについての理解が深まり、ボクシングジムに通う前の不安を取りのぞくことができますよ。

それでは早速いきましょう。




 

ボクシング初心者のトレーニングメニュー

 
           
ボクシングジムへ行くと、最初はトレーナーの指示を受けながら、トレーニングを進めていくことになります。

また、ジムワークは基本的に3分間のトレーニングと1分あるいは30秒のインターバルを交互に繰り返す形です。

これは、プロ・アマ問わず、だいたいどこのジムもこの間隔で練習をします。

インターバルの最初と最後にゴングやアラームがなる感じですね。

はい、というところが前置きです。

ここから具体的な内容に入っていきます。

 

超初心者のトレーニングメニュー

 

ジムに入ったばかりの頃は、ボクシングの基本を学ぶと同時に、トレーニングに耐えうる体を作っていきます。

まあ、この時点では、短調で地味なメニューが多いですね。

 

早くいろんなパンチを繰り出してカッコよく決めたい!
 

こう思うかも知れませんが、ちょっとだけ待ってください。

何事も基本が大切です。

焦らず、じっくりいきましょう。

とはいえ、永遠にこれをやるわけではありませんので安心してください。

ある程度できるようになったら、次のステップへ進むことができます。

具体的なメニューは、

 

  • ロープスキッピング
  • 基本のかまえの習得
  • 基本のパンチの練習

 

このあたりです。

 

ロープスキッピング

まず最初は、ロープスキッピング、つまりなわとびからですね。

小学生の頃、体育の時間にやってましたよね。

なので、かんたんにできると思いますが、ボクシングのなわとびは、小学校でやってたのとは若干違います。

ボクシングの場合は、両足同時に地面につけるのではなく、片足だけで飛び跳ねるやり方です。

要は、「ケンケン」ですね。

ボクサーがやってるなわとび見たことありますよね。

初心者は、ロープをクロスしたりするような、高度な技を覚える必要はありません。

ロープを前後に回し、「ケン・ケン・ケン・ケン・ケン」みたいな感じで、リズムよく飛び跳ねる感じですね。

これを3分間、なるべく引っかからずに飛べるように練習します。

 

基本のかまえを習得

ボクシングングは基本のかまえがとても重要です。

基本のかまえとは、つまり、ファイティングポーズのことです。

 

基本のかまえ

  • ガードを高く上げる
  • 肩の力を抜き、脇を絞って、拳を地面と垂直に上げる
  • 膝を軽く曲げ、重心を落とす

 

ざっくり言うとこんな感じです。

この姿勢を3分間、崩さずに保つ練習をするということですね。

かんたんそうに思えますが、意外にこれが3分間となると、けっこうしんどいんですよね。

なので、しっかりこの姿勢をとれるように、反復して練習をします。

 

基本のパンチを習得

次に基本のパンチの習得です。

基本のパンチとは、いわゆるワン・ツーですね。

ワンは「ジャブ」で、ツーは「ストレート」。

ジャブはリードパンチと言ったりもしますが、相手のと距離を保つために小刻みに打つパンチのことです。

そして、相手を倒すために繰り出す強いパンチがストレート。

この2種類のパンチがボクシングの基本となります。

どちらも相手に対して水平にまっすぐ出すパンチです。

極端な話、この2種類のパンチだけでもプロテストに合格できるというほど、超基本で、かつ重要なものです。

これをきれいなフォームで出せるよう、トレーニングを積んでいきます。

 

徐々になれてきたら

 

だいたいここまでが、初心者向けのトレーニングとなります。

そして徐々になれてきたら、次の段階へ進みます。

 

シャドーボクシング

シャドーボクシングは、

 

  • 鏡の前でやる
  • リングの上でやる

 

この2パターンがあります。

まずは鏡の前で、フォームを確認しながら基本で教わったパンチを出します。

相手がいることを想定して、足を使って前後に動きながら、ガードをしつつも、リズムよく攻撃するトレーニングです。

習ったパンチを、自分の感覚でいいので、思い思いに繰り出します。

ジャブ、ストレート以外にも、フック、アッパー、ボディなど、教わったパンチは織り交ぜながら打っていってOKです。

ですが、初心者であれば、基本的にワンツー以外のパンチはそれほど必要ないです。

自己流でやると、フォームも崩れますし、強いパンチも打てませんので、しっかり教わってからやるようにしましょう。

この時に、並行して、ディフェンスのトレーニングもします。

ディフェンスには、

 

  • パーリング
  • ブロッキング
  • ダッキング
  • スウェーバック
  • バックステップ
  • ウィービング

 

主にこういったテクニックがありますが、詳細についてはここでは省略します。

初心者の段階で、上記のディフェンスを全て習うわけではありません。

段階的に覚えていくといった感じですね。

 

そして、鏡の前でのシャドーが終わったら、リングに上がります。

ここでは、リング全体をフットワークを使って大きく動き回り、攻撃と防御のイメージトレーニングをします。

このあたりになってくると、ボクシングがだんだん楽しくなってきますね。

以上、ここまでがシャドーボクシングのトレーニングです。

 

サンドバッグ

そして待ちに待ったサンドバッグです。

やっぱりこれが1番やりたいですよね。

少し順序が前後しましたが、サンドバッグについては、超初心者の段階でもやらせてもらえますよ。

とにかく、力を込めて、3分間思いっきり打ち込みます。

ここでも足を使い、1方向からではなく、サンドバッグの周りを動き回り、多方面から打っていきます。

 

これが最高に気持ちいいんですよね。

 

言葉では言い表せないほどの爽快感です。

サンドバックについても、ある程度、攻撃や防御のテクニックを覚えてからやると、さらに楽しくトレーニングができますよ。

 

パンチングボール

パンチングボールは、天井に吊るされている小さなボールをタイミングよく打っていくトレーニングです。

映画「ロッキー」をはじめ、いろんなところでパンチングボールを打つシーンは見たことありますよね。

これ、ボクシングを志す人の憧れじゃないですか?

一度はやってみたいやつですよねw

これもボクシングジムに行けば、トレーニングメニューに入っていて、実際にやることができます。

これについては、引用した動画を貼っておきますので、モチベーションアップのためにでも観てください。

 

ミット打ち

そしてミット打ちです。

これは、トレーナーにミットを持ってもらって、指示に従ってパンチを打つトレーニングです。

芯を食ったパンチは、「バチーンッ!」という大きな音をあげ、拳に会心の感触が伝わります。

いろんなパンチを織り交ぜたフォーメーションも覚えることができ、

 

おれ、ボクシングやってるな!

 

と思える最高の瞬間です。

ミット打ちをしなやかにできるようになると、本当に気持ちいいですよ。

 

マスボクシング

マスボクシングとは、かんたんに言うと、ガチでうちあわないスパーリングです。

寸止めで行う実戦形式のトレーニングとなります。

これまで習ってきたことを、実際に試してみる場所ですね。

一通り覚えてしまって、初心者を脱出したぐらいの時に、メニューにとり入れます。

 

スパーリング

そして最後はスパーリングです。

あなたがもし、プロを目指したい、あるいは試合に出たいというのであれば、いちばん重要な練習になります。

これをやるには、中途半端なトレーニングではダメです。

なぜなら、こちらがガチでやるの同じように、相手も本気で倒しにくるからです。

スパーリングは、端から見てるほど甘いものでありません。

スキル、テクニック、スタミナが十分備わってはじめてこの段階に進めます。

そのためには、ロードワーク(走り込み)も必要です。

なので、スパーリングについては、かなりハードですので、やりたくなければやらなくても全然OKです。

もちろん、ジムが強制的にやらせることもありません。

スパーリングは見ているだけでもおもしろいです。

プロの人がやってるスパーリングを生で見れるというだけでも、ジムに通う価値はありますよ。

なお、初心者がスパーリングを攻略する方法については、以下の記事にまとめてますので、詳しく知りたい方は読んでみて下さい。

 

【ボクシング初心者向け】スパーリングを攻略する方法

2020年6月6日

 

 

運動不足の人でもトレーニングについていけるか?

 

ボクシング 初心者 トレーニング2

 

自分は運動不足だけど、ボクシングなんてはじめて大丈夫かな?
 

こういった不安を持っている方。

結論から言うと、

 

大丈夫です。全然問題ありません。

 

なぜなら、ボクシングは自分のペースでトレーニングを進めることができるからです。

ボクシングは個人競技です。

なので、上達が早かろうが遅かろうが、誰にも迷惑かけません。

運動不足であれば、最初は軽いトレーニングからはじめて、徐々にレベルを上げていけばOKです。

体力に自信がない人でも、マイペースでやっていけば大丈夫ですよ。

ちなみに、ボクシングのトレーニング効果については、こちらの記事で解説してます。

効果が分かるとモチベーションアップにも繋がりますので、よかったら読んでみてください。

 

【ボクシングのトレーニング効果】ダイエット・メンタルの両面で解説【実体験】   

2020年5月29日

 

目的を明確にする

 

ボクシングを始める前に、目的を明確にしておきましょう。

具体的には、次の3段階で考えればOKです。

 

  • プロを目指す(プロテストを受験する)
  • アマチュアで試合に出る
  • 試合には出ない(ダイエット目的など)

 

ざっくり分けるとこんな感じです。

どこをゴールに設定するかは、あなたの自由です。

 

「やるからには試合に出なければいけない」なんて思わなくても全然大丈夫です。

 

スパーリングをやるやらないも、あなたが決めればいいんです。

なので、自分に会ったゴールを決めて、トレーニングを積んでいってください。

ちなみに、試合に出なくても、ボクシングをやれば、メンタルはものすごく鍛えられます。

もちろん、強い身体を作ることもできます。

大切なのは継続することです。

なので、長くボクシンングを続けられるよう、ムリのない目標を立ててくださいね。

 

まずはジムの門をたたこう!

 

ここまで読んでもらえたら、ボクシングジムでどんなことをやるのか、ほぼ理解できたかと思います。

もう不安はありませんよね。

あとは行動するだけです。

ボクシングは、男だったら誰もが憧れるスポーツです。

これができたらホントカッコいいですよ。

バリバリトレーニングをこなして、心と体を鍛え、大きく自分を変えていきましょう!

 

まとめ

 

ボクシング初心者の方向けに、ジム内でのトレーニングについて解説してきました。

 

ボクシング始めようかな〜?どうしようかな〜?

 

こんな感じで迷っているのであれば、今すぐ始めることを強くおすすめします。

今のあなたの、その前向きな気持ちを大事にしてください。

まずはジムに足を運ぶことからですね。

それでは。

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