こういった疑問にお答えします。
これからダイエット目的でエアボクシングを始めようと思っている方。
エアボクシングは、かんたんに始められる上に、継続すればきれいなボディラインが作れるので、とても魅力的なダイエット法です。
というわけでこの記事では、自宅でエアボクシングをやりたいという方向けに、以下について解説します。
- エアボクシングのエクササイズ法
- エクササイズをやるためのツール
上記の通りです。
これを読めば、ジムへ通わずに自宅でエアボクシングができるようになりますよ。
それでは早速いきましょう。
自宅でできるエアボクシングのエクササイズ法
エアボクシングとは、かんたんに言うと対戦型のシャドーボクシングです。
試合ではリングの中央にあるサークルを踏まないようにして相手との距離をとり、向かい合った状態でシャドーボクシングをして技を競います。
つまり、エアボクシングはシャドーボクシングとほぼイコールであるということです。
なので、エクササイズとしてはシャドーボクシング1からを学べばOKです。
というわけでここからは、その具体的なやり方を解説していきたいと思います。
大まかな流れは次のとおりです。
基本の構えを覚える ステップを踏む 基本のパンチを出す
上記の手順でエクササイズ進めていきます。
この3つはボクシングの基礎中の基礎ですので、しっかりやっておきましょう。
基本に時間をかけておくときれいなフォームでシャドーができ、のちのち応用も効きます。
できれば鏡の前で、自分のフォームをチェックしながらやるとさらにいいです。
というわけで実際にやってみましょう。
基本の構え
ボクシングの基本の構え(ファイティングポーズ)のとり方は次のとおりです。
- 足を肩幅に広げ左足を半歩前に出し、軽く膝を曲げ重心を落とす
- 背筋を伸ばし軽く顎をひく
- 脇をしめ、拳を地面に対して垂直に上げる(左拳は目線の高さ、右拳は鼻の右横)
- 体全体を右斜め45°の方向に向けて半身になり、顔は正面を向ける
上記はオーソドックススタイルと言って、右利きの人がとる構えです。
なのでサウスポーの場合は左右が逆になります。
まずはこの構えを覚えてください。
ちなみにこちらの動画がとても分かりやすいので参考にしてみてください。
前後にステップを踏む
基本の構えを覚えたら次は前後にステップを踏みます。
軽快にリズム良く、小刻みに飛び跳ねるイメージです。
この時、決して基本姿勢を崩してはいけません。
徐々に肩と腕が疲れてきてガードが落ちてきますが、そこは耐えて意識的に腕を持ち上げてください。
ステップについても、先ほど基本の構えのところご紹介した動画を観ながらやってもらえるとOKです。
これをまずは3分間やってみてください。
慣れてきたら30秒のインターバルを挟んで、続けて同じ動きを繰り返します。
あとは、ラウンド数も増やしていけば、徐々に形になってきますよ。
パンチを出す
基本姿勢とステップまで習得したら、次はパンチです。
パンチの基本は、
ジャブ
ストレート
この2つです。
まずはこの2種類のパンチをきちんと打てるようになりましょう。
フック、ボディ、アッパーなどのパンチもありますが、あくまでこれらは応用編です。
なので最初は覚えなくて大丈夫です。
ジャブとストレートがきちんと打てるようになってから、他のパンチも練習するようにしてくださいね。
というわけで、基本のジャブとストレートについて詳しく解説していきます。
ジャブ
まずはジャブからです。
オーソドックススタイルの人は左でジャブを出します。
ポイントは次のとおり。
- パンチは地面と水平に出す
- 打ち終わりはナックルを返して拳を横にする
- パンチを出すのと同時に左足を踏み込む
- 打ち終わったら素早くガードを戻す
以上です。
ジャブの打ち方についてはこちらの動画を参考にしてみてください。
ストレート
次はストレートです。
基本は次のとおり。
- パンチは地面と水平に出す
- 打ち終わりはナックルを返して拳を横にする
- しっかりと腰を回転させて打ち終わったとき腰から上は正面を向く
- 打ち終わったら素早くガードを戻す
こんな感じです。
ジャブと重複するとこが多いですが、いちばんの違いは腰を回転させて力強く打つことです。
ボクシングにおいて、ジャブはリードパンチとも言って、相手との距離をとるために打つパンチです。
一方、ストレートは強いダメージを与えるパンチになります。
エアボクシングではパンチを当てませんが、実際に相手にパンチを当てることをイメージしながら打つことはとても大切です。
なぜならこれを意識するだけで、体にキレが出て見た目が全然違ってくるからです。
なのでエアボクシングとはいえ、相手がいることを想定しつつ、「相手を倒すぞ!」という気持ちを持ってパンチを出すことが大切です。
ストレートの打ち方についてはこちらの動画を参考にしてください。
ワンツー
ジャブとストレートを覚えたら、次はワンツーです。
ワンはジャブ、ツーはストレートですね。
これについては、この2つのパンチを組み合わせていろんなパターンで打ってOKです。
例えば、
ジャブ・ジャブ・ワンツー
ジャブ・ワンツー・ジャブ・ワンツー
ワンツー・ワンツー・ワンツー
みたいな感じです。
この時、フットワークを使って前後にステップを踏むことも忘れずに。
ここまで来れば、あとは何度も反復していくうちに基本が身についてきます。
ある程度できるようになったら、他のトレーニングについてもチャレンジしてみてください。
エアボクシングのエクササイズをするためのツール
ここまでの解説と参照動画である程度エアボクシングのエクササイズはできますが、以下のツールを利用すればさらに便利です。
- ボクシングの練習用DVD
- オンラインボクシング
- フィットボクシング(任天堂switch)
上記です。
このところ、新型コロナウィルスの影響もあり、自宅でエクササイズをするという需要が高まってきています。
そんな中、最近ではDVDだけでなく、月額課金制のオンラインボクシングなどのサービスも出てきてますね。
また、任天堂スイッチにも「フィットボクシング」というソフトがあり、こちらは楽しみながらボクシングができるツールとなってます。
エアボクシングを本格的にやりたいのであれば、ジムへ通うことをおすすめしますが、ダイエット目的であれば、このあたりのツールを使えばOKです。
自宅でやってもかなりのカロリーを消費できますので、利用してみるといいですよ。
ちなみに、エアボクシングのダイエット効果については、エアボクシングで痩せる!そのダイエット効果は?にて詳しく解説しています。
なお、DVDについては以下2点をご紹介しておきます。
女性向けボクシングダイエットのDVDについては、正直商品自体あまりないので、ご紹介できるのは上記のみとなります。
キックや他のエクササイズも含めるとたくさんのDVDがあるんですけどね。
ちなみにオススメは、WBA女子ミニマム級世界王者の多田悦子さんが出しているDVDです。
プログラムがきちんとしているので、ボクシングの型をちゃんと覚えたいという人は、こちらのDVDを観ながらやるとOKです。
一方、コア・ボックスについては、4枚組のかなりボリュームあるDVDとなってます。
こちらはエアロビの要素も入っているので、ライトな感じでエクササイズをしたいという人にオススメです。
まとめ
エアボクシングのエクササイズについての解説でした。
効率的かつ健康的にダイエットをするには、運動が不可欠です。
いろんなダイエット方法がありますが、中でもボクシングはとても効果的に痩せることができ、細く引き締まった理想的な体を作ることができます。
プロボクサーって、他のどんなスポーツ選手よりも体型がカッコいいですよね。
これはボクシングのトレーニングによって作り上げられるものです。
最近では筋トレ女子なんかも増えてきていて、筋肉をつけたいという女性も多いです。
ボクシングは全身にきれいに筋肉がつきますので、そういった方にもとてもオススメです。
なのでぜひトライしてみてください。
ということで今回は以上です。
ダイエットのためにエアボクシングを始めようかな。
でもどうやってエクササイズすればいいんだろう?
ジムに通うのは大変だし。
できれば自宅でかんたんにできる方法を知りたいな。