こういった疑問にお答えします。
これからボクシング始めようと考えている方。
費用がどれぐらいになるのかあらかじめ知っておきたいですよね。
というわけでこの記事では、以下の内容について解説をします。
- ボクシングをやるのにかかるトータルの費用
- ボクシングに必要な道具について
- 費用を安く上げる方法
上記の通りです。
これを読めば、トータルの費用を把握できるので、安心してボクシングを始めることができますよ。
それでは早速いきましょう。
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ボクシングをやるのにかかるトータルの費用
ざっくりですが、ボクシングやるのにかかるトータルの費用は以下の通りです。
- 初期費用(ジム入会金) ・・・ 10,000円〜15,000円
- 毎月かかる費用(月謝) ・・・ 10,000円〜15,000円
- 道具代 ・・・ 7,000円〜50,000円
※ なお、プロボクサーを目指す人は、CT検査などを含む健康診断やプロテスト受験費用が別途かかりますが、ここでは省略します。
それではその詳細について説明していきます。
ジムの月謝
まず最初にかかる費用がジムの月謝ですよね。
基本的にボクシングジムにかかる費用としては、入会金と月謝の2つに分かれています。
これはジムによってまちまちです。
地域差もありますので、一概にいくらとは言えませんが、
- 入会金 ・・・ 10,000円〜15,000円
- 月謝 ・・・ 10,000円〜15,000円
東京近郊のジムでも、ざっくり上記ぐらい見ておけば大丈夫です。
もっと安いところもありますけどね。
トレーニングに行く回数は、この金額でだいたいどこも無制限です。
あまり利用しない人に対しては、回数券を発行しているところもあります。
こちらは1回1,000円〜2,000円ぐらいですね。
また、万が一に備えてスポーツ保険に加入する必要がありますが、こちらは年間1,000円〜2,000円ぐらいです。
月に換算しても100円ちょっとですので、月謝に含まれている場合もあります。
まあ、これは大した金額ではないです。
ちなみに僕が通っていたジムの費用は以下のとおりです。
- 入会金 ・・・ 10,000円
- 月謝 ・・・ 8,000円(スポーツ保険含む)
このジムは世界チャンピオンを輩出するようなところではなかったですが、数多くのプロボクサーを養成していました。
なのでしっかりしたところです。
フロアーが若干狭めで収容人数が限られていることと、建物も昔からある老舗ジムだったので、比較的値段は安めでしたね。
こんな感じで、ちゃんとしていてかつ安価なところもありますので、自宅の近所にたくさんジムがある人は値段をよく調べてみるといいですよ。
ボクシングジムの料金については、以下の記事にまとめてますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
道具にかかる費用
道具にかかる費用については、ある程度自分でコントロールすることが可能です。
基本的には、道具はジムに置いてありますので、それを使えば自分で買うものは少なくて済みます。
とはいえ、衛生面や使い勝手を考えると、自分で持っておいた方がいいものもありますので、ここからそのあたりを掘り下げて解説していきます。
ボクシングに必要な道具
ボクシングに必要な道具を全てあげると次の通りです。
- バンテージ
- グローブ
- マウスピース
- ヘッドギア
- ファールカップ
- レスリングシューズ
- ウェア
上記がMAXでそろえた場合の道具の種類です。
とはいえ、ボクシングをやる目的やトレーニングの内容によって、そろえる道具は変わってきます。
ですが、どんな目的にしても、最低限買っておいた方がいいのは、
- バンテージ
- グローブ
上記2点です。
バンテージ
ボクシングを始めたすぐの頃は、バンテージは必要ありません。
グローブの下には軍手をつけておけばOKです。
ですが、徐々にパンチに力がついてきて、そのままずーっと続けていると拳を痛めてしまうことがあります。
なので、少しなれてきたらバンテージを買って巻くようにしましょう。
巻き方についてはこちらの動画を参考にしてみて下さい。
値段の方は、1,000円〜2,000円ぐらいです。
グローブ
バンテージと合わせてグローブも買っておいた方がいいです。
理由は2つ。
- ジムのグローブは衛生的にあまり良くないから
- マイグローブの方が使いやすいから
上記です。
衛生面
ジムのグローブは不特定多数の人が使用するので、汗の臭いが染み込んでいて、あまり衛生的ではありません。
グローブの状態にもよりますが、1度つけると石鹸で手を洗わないとなかなか臭いがとれないぐらいです。
使いやすさ
ジムのグローブより、マイグローブの方が断然使いやすいというのも、グローブの購入をおすすめする理由です。
毎回同じグローブを使っていると、拳とグローブが馴染んできてフィット感が出てきます。
グローブをつけるのは、基本的にサンドバッグかミット打ちをする時です。
この時、馴染んだグローブであれば、ナックルの感触が分かりやすいですし、何より打っていて気持ちいいです。
また、拳に馴染んでいるため、拳を痛めにくいというメリットもあります。
せっかくボクシングを始めるのであれば、グローブぐらい持っておいた方が、やる気も出ると思います。
なので、できれば早い段階でグローブを買うことをおすすめします。
ちなみに値段はピンキリで、5,000円〜30,000円ぐらいです。
道具はどこまで揃えればいいか?
さて、バンテージとグローブは買った方がいいということをお伝えしましたが、それ以外の道具についてはどうすればいいのか?
これについて解説していきます。
マウスピース
マウスピースについては、スパーリングをやるのであれば必須です。
逆に、スパーリングしないのであれば必要ありません。
なので購入する基準としては、スパーをやるかやらないかということになります。
マウスピース購入する方法としては、
- 市販のものを購入する
- 歯医者でオーダーメイドする
上記2パターンがあります。
市販品は安く売っていますが、ボクシングで使用するのであれば、必ず歯医者で作るようにして下さい。
理由は、自分の歯形に合わせたものでないとしっかり保護できないからです。
なお、歯医者でマウスピースを作る場合、歯ぎしり対策として使用する場合は保険が適用されますが、スポーツで使用するものについては適用されません。
なので金額としては、だいたい5,000円〜10,000円ぐらいかかってきます。
ちなみに僕の場合、8,000円かかりました。
歯医者についてはジムが紹介してくれましたよ。
ヘッドギア
ヘッドギアもスパーリングをしないのであれば買わなくてOKです。
スパーリングをする人も、頻繁にやるわけではないので、持っていてもあまり使う機会はありません。
なので、たまに使う時ぐらいがまんしてジム共用のものを使うか、気になるのであれば購入するかどちらかですね。
ファールカップ
ファールカップは基本いらないですね。
僕はスパーリングの時もつけていませんでした。
もしつけたいのであればジムにあるやつを使えばOKです。
こちらは購入するのであれば、5,000円〜25,000円ぐらいになります。
レスリングシューズ
基本的にレスリングシューズもなくて全く問題ありません。
室内用の運動靴があれば大丈夫です。
レスリングシューズはソールが薄くて軽いので、地面との密着感があり、リング上では確かに動きやすいですが、運動靴でも普通にできますので、あってもなくてもいいといった感じです。
ジム内でも本格的にボクシングをやっている人以外は、持ってない人が多いです。
ちなみに、価格は10,000円前後ですね。
室内用の運動靴を持ってないのであれば、レスリングシューズを購入してもいいと思います。
ボクシングウェア
ウェアについては、ダイエット目的の人は、サウナスーツを着てトレーニングをしてもいいです。
発汗効果が全然違いますからね。
とはいえ、これもムリに買う必要はありません。
サウナスーツを着なくても、ジム内は基本冬でも暑いので、短パンTシャツでも汗だくになります。
なので買っても買わなくてもどちらでもいいです。
値段については、こちらも10,000円前後で、そこそこのやつが買えます。
道具を買うタイミングは?
次に、道具を買うタイミングについて説明しておきます。
基本的に最初は何も買わなくて大丈夫です。
ジム初日は、
- 汗拭き用タオル
- 運動靴
- 軍手
- 短パン・Tシャツ
これだけ持っていけばOKです。
トレーニングを始めて1週間〜1ヶ月ぐらいを目処に、バンテージとグローブを買えばいいと思います。
ただし、グローブの方は、もしジム共用のものを使うのに抵抗があるのであれば、トーレニング開始と同時に購入してもいいです。
最初は安いやつでいいですので。
スパーリングを希望する人は、マウスピースを早めに作っておいてもいいです。
個人差ありますが、トレーニング開始から1〜2ヶ月ぐらい経った頃からスパーをやり始めますので、その前には購入しておく感じですね。
ヘッドギア・ファールカップは前述した通り買わなくてもいいので、もし欲しかったら自分のタイミングで買えばいいと思います。
ボクシングの費用を浮かせるには
それでは最後に費用を安くあげる方法をご紹介しておきます。
- ジムと月謝の交渉をする
- 道具を最小限にする
ジムと月謝の値段交渉をする
月謝の金額をジムと交渉することで安くなる場合もあります。
いきなりお金の交渉をするのは、ジム側に対する印象もあまり良くないと思うので、あくまで強くおすすめするわけではありません。
ですが、僕が通っていたジムは、月謝が全員同じ金額ではなかったのは事実です。
基準はよく分かりませんが、最初は10,000円払っていたのを、途中から交渉して8,000円に下げることができました。
なので、うまくできる自信があれば交渉してみて下さい。
他の練習生に月謝の金額を聞いてみてからでもいいと思います。
ただし、ジムとの良好な関係を築くことは大切です。
ムリな交渉をして関係がこじれないようにして下さいね。これはあくまで自己責任で。
道具を最小限にする
道具については、先ほども説明しましたので、いるものいらないものの判断はつくかと思います。
ただし、一つの道具を買うにしても、メーカーによって値段が大きく違ってきます。
いろんなメーカーがあって、ホント値段はピンキリです。
ずーっとやってるとだんだんいいものが欲しくなってきます。
ですが、最初の頃は、道具の良し悪しもよく分からないと思うので、そんな高いものを買わなくても大丈夫です。
もしあなたが、本格的にボクシングやる気持ちがあるのであれば、自己投資として最初からいいもの買うというのもありですけどね。
そのあたりは、個人の自由です。
ですが、費用を抑えたいのであれば、メーカーにはこだわらない方が無難です。
安いものでも普通に練習できますので。
まとめ
ボクシングにかかる費用について説明してきました。
参考になったでしょうか?
ボクシングは費用的に、わりと安くできるスポーツです。
なので、気軽に始めていいと思いますよ。
ということで今回は以上です。
ボクシングにかかる費用ってどれぐらいだろう?
ジムの月謝もあるし、道具やウェアとかも買わないといけないよな。
トータルでいくらぐらいになるのか知っておきたいな。