こういった疑問にお答えします。
ボクシングのトレーニングを積んでいけば、スパーリングもできるようになります。
ここまで来れば、トレーニングも最終段階ですね。
とはいえ、このスパーリングがボクシングをやるにあたって最大の壁となります。
なので、初スパーを迎える前に、注意すべきことをお伝えしておきたいと思います。
というわけでこの記事では、以下のことについて解説します。
- 初心者がスパーリングをやる前に知っておきたいこと
- スパーリングは誰でもできるようになるのか?
このあたりについて解説をしていきます。
これを読めば、初心者がボクシングのスパーリングをやる上で大切なことを理解することができますよ。
それでは早速いきましょう。
Contents
初心者がスパーリングをやる前に知っておきたいこと
ボクシングを始めたのであれば、1度は挑戦してみたいと思うスパーリング。
とはいえ、1対1で相手と殴り合うわけなので、正直怖いなと思いますよね。
なので、実戦前にしっかり知識を身につけておきましょう。
それでは、ボクシング初心者がスパーリングをやる上で大切なことをお伝えします。
- スパーリング前にしっかり練習を積んでおく
- リングに上がったら遠慮せずに思いっきりいく
- パンチをもらった時ほど冷静になる
上記3点に気をつけてリングに上がってください。
それでは一つずつ解説していきます。
スパーリング前にしっかり練習を積んでおく
これ、いちばん重要です。
スパーリングをやる前には、しっかり練習を積んでおかなければいけません。
自信がない人ほど、練習量は必要です。
トレーナーから、
「そろそろスーパリングいこうか!」
というふうに、そのうち声をかけられる日が来ると思います。
しかし、もしこの時点でまだ自信がないのであれば、断った方がいいです。
なぜなら、1回目のスパーリングでボコボコにやられてしまうと自信をなくしてしまうからです。
スパーリングは、ほどよい緊張感を持ちつつ、のびのび動けるのが理想です。
もし、仮に初スパーリングでくじいてしまうと、次のスパーから緊張感が上回り、実力が出せなくなってしまいます。
実際私がそうでしたので。
なので、スパーリングの恐怖心を取り払うためにも、
と思えるぐらいになるまで、しっかり練習を積みましょう。
実戦スキルは、スパーリングをやる上で徐々についてきます。
というより、やってみないと分からないことばかりなので、攻撃や防御のスキルについては、実戦前の練習に時間をかけてもあまり意味がないです。
とにかく、パワーとスタミナをつけておきましょう。
強いパンチを打てる力と、3分間しっかり動けるだけの体力があれば、なんとかなります。
体をしっかり作り込んでいれば、パンチをもらっても怯まず前に行けますので。
リングシャドーで1発1発のパンチに力を込めてしっかり打ち、フットワークを使ってリング全体を大きく動き回る。
そしてしっかりロードワークをする。
このあたりを重点的にやっておきましょう。
もちろん、他の練習も欠かさずに。
リングに上がったら遠慮せずに思いっきりいく
リング上では、相手も本気でかかってきますので、こちらが遠慮していては、どんどん押されていってしまいます。
基本的には、相手との距離をとって、パンチをもらわないようにしないといけませんが、スキを見つけたら思い切って打ち込みましょう。
こちらが強いパンチを打つことで、相手を警戒させ、動きを止めることができますので。
決して防御に回ってはいけません。
攻めの姿勢が大切です。
とはいえ、やみくもにパンチを打っていてはスタミナが持ちませんので、ここぞという時にしっかりパンチを出して、常に攻撃する姿勢を保つようにしましょう。
パンチをもらった時ほど冷静になる
スパーリングをやるのであれば、必ずパンチをもらいます。
もらうのは仕方ないですが、そのあとが大切です。
初心者の場合、1発目のパンチをもらった時にテンパってしまいがちです。
冷静になれば耐えられるパンチだと分かるのに、初心者のうちは衝撃にビックリしてしまって、「ヤバイっ!」と思ってしまうんです。
そうなると余計にパンチをもらってしまいます。
なので、打たれた時でも目を背けず、相手の動きをしっかり見て、回り込んで逃げるなり、ガードを固めて打ち返すなりしましょう。
これを意識するだけでも、パフォーマンスが全然違ってきます。
スパーリングは誰でもできるようになるのか?
まだスパーリングをやったことのない人にとってみれば、
という疑問はあると思います。
結論から言うと、
スパーリングは誰でもできるようになるわけではありません。かなりセンスが重要です。
すみません、ちょっと厳しい言い方になってしまいましたが、これは事実なんです。
実際にジムの練習生の中でも、みんながみんなスパーをできるようになるわけではありません。
ですが、しっかり練習を積めば大丈夫です。
センスが重要と言いましたが、それは努力でカバーすることができます。
つまり、たくさん練習して、たくさん勉強するということです。
先ほども書いたように、走り込みやジムワークでしっかり体力をつけたり、イメトレをしたり、本を読んだり。
自分はセンスがないなと思うのであれば、こんな感じで努力をする必要があります。
スパーリングができるようになると、一段とボクシングが楽しくなりますので、ぜひ、がんばってみて下さい。
ただし、ムリは禁物です。
挫折しても全然OK。
プロセスが重要ですので、とにかくやってみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ここまで読んで頂けたら、スパーリングについて、より理解が深まったかと思います。
せっかくボクシングを始めたのであれば、実戦ができるレベルまでなりたいですよね。
なのでしっかり練習をして、スパーリングに挑みましょう。
ここまで行けば、ボクシングスキルだけではなく、人間的にも成長できますよ。
ということで今回は以上です。
ボクシングのスパーリングってちょっと怖いな。
初スパーリングを迎える前に、どんな感じで戦えばいいのか知っておきたい。