こういった疑問にお答えします。
ボクシングを続けていたら、誰もがウイニングのグローブが欲しくなると思います。
とはいえ、ウイニングにもいろんな種類のグローブがあります。
というわけで、この記事では、以下のことについて解説します。
- ウイニングのグローブの特徴
- ウイニングのグローブの選び方
上記の通りです。
これを読めば、ウイニングのボクシンググローブについて詳しく理解できます。
「憧れのウイニングのマイグローブを手に入れたい!」
という方は、ぜひ、最後まで読んでください。
それでは早速いきましょう。
Contents
ウイニングのグローブの特徴
グローブ選びの前に、そもそもウイニングのグローブとはどんなものかを説明しておきます。
説明がいらない人は、飛ばしてもらってOKです。
ウィニングは東京に本社を置く、格闘技用品に特化したメーカーです。
1937年に設立された老舗で、製品の品質も高く、これまで格闘技のブランドとして絶大な信頼を築いてきました。
その結果、JBC(日本ボクシングコミッション)やJABC(日本アマチュアボクシング連盟)の公認メーカーとなっています。
ボクシンググローブについては、プロやアマチュアの公式試合でも使用されており、多くの人が注目する世界タイトルの試合でもこのグローブが指定されています。
ちなみにボクサーのバイブルである、漫画「あしたのジョー」の主人公、矢吹ジョーがつけているグローブもウイニングです。
表現するのが難しいですが、格式あるグローブといった感じですかね。
ウイニングは、数あるボクシンググローブのメーカーの中でも、ちょっと別格な存在なんですよね。
価格
価格帯は、25,000円〜30,000円ぐらいです。
人気も高く、高品質なだけに、他のメーカーと比較しても、高めの値段設定となっています。
デザイン
デザインは至ってシンプル。
ナックル・手首の部分に「ウイニング」のロゴが入っているパターンです。
仕様によって、若干ロゴデザインは異なります。
品質
世界的に名の知れたウイニングです。
言うまでもなく、品質については文句のつけどころがありません。
特にパディング(詰め物)の精度が高く、拳を守るには最高のグローブです。
強い衝撃でも吸収できるため、スパーリング用としても最適です。
ナックル部分を実際に触ってみると、非常に弾力があるのが分かります。
素材の方は、牛の本革と合成皮革の2種類があり、一部の練習用グローブに合成皮革が使用されています。
また、ウイニングのグローブは非常に軽いというのが特徴です。
こう思ったかも知れませんが、実際他のメーカーグローブの重さを測ってみると、規格以上の重量があることが多いです。
その点ウイニングのグローブは、きっちり規格どおり。
なので、とても軽くて使いやすいんです。
重量が正確に測られている点からも、ウイニングの品質レベルの高さがうかがえます。
ラインナップ
商品のラインナップは次のとおりです。
- プロボクシング試合用グローブ(8・10オンス)
- プロフェッショナルタイプ練習用グローブ(12・14・16オンス)
- プロフェッショナルタイプ練習用グローブ(8・10・12・14・16オンス)
- 高校・大学・社会人練習用グローブ(10・12・14オンス)
- アンダージュニア(中学生以下)試合用グローブ(10・12オンス)
- パンチンググローブ
上記の通りです。
ウィニングのボクシンググローブの選び方
それではここから、ウイニングのボクシンググローブの選び方を説明します。
ウイニングのグローブは次の3パターンに分かれています。
- プロボクサー用
- 高校・大学・社会人用
- 中学生用
あなたが上記のどれに当てはまるかによって、使うグローブが違ってきます。
では、1つずつ見ていきましょう。
プロボクサー仕様
まずはプロボクサー向けのグローブのご紹介です。
プロ試合用
MS-200(8オンス)
MS-300(10オンス)
こちらはJBCの公式試合で使用されるグローブと同じものです。
8オンスと10オンスがありますので、あなたの階級に合わせたサイズを選んでください。
このグローブを買うメリット・デメリットは次のとおり。
メリット:試合を想定したトレーニングができる
デメリット:練習用に比べると耐久性が低い
上記です。
装着感やパディングの感触については、試合の感覚を確認できるため、その点はメリットがあります。
しかし一方で、試合用のグローブは練習用のグローブと比べると、耐久性が低いので劣化が早くなってしまいます。
なので、もしウィニングのグローブでバリバリ練習をしようと思うのであれば、こちらの試合用グローブはあまりおすすめしません。
どうしても試合用のグローブを確認しておきたいという方向けのグローブですね。
プロフェッショナルタイプ/ひも式
MS-400(12オンス)
MS-500(14オンス)
MS-600(16オンス)
次は、「練習用グローブ」のひもタイプになります。
こちらは、試合用と違って耐久性に優れていますので、練習用に最適のグローブです。
ひもタイプのグローブなので、当然ながら、着脱が大変です。
スパーリングをする時は、グローブをしっかり固定できるのでひもタイプの方がいいですが、普段の練習で使うにはちょっとめんどくさいです。
でも、ひもタイプって何かカッコいいですよね。
まあ、このあたりは好みなので、ひも式orマジック式は好きな方を選んでください。
「多少めんどくさくてもひも式の方がいい!」といったこだわりがある人にオススメです。
プロフェショナルタイプ/マジック式
MS-200B(8オンス)
MS-300B(10オンス)
MS-400B(12オンス)
MS-500B(14オンス)
MS-600B(16オンス)
次は、プロフェッショナルタイプのマジック式です。
こちらは、プロボクサー練習用のマジック式バージョンですね。
練習においては最も実用的です。
着脱しやすいマジック式で、かつ8オンスから16オンスまで全てのサイズが揃っているので、自分にあった練習用グローブを選ぶことができます。
デメリットをあげるとすると、デザイン性ですかね。
マジック式は手首の部分にウイニングのロゴが入っていないので、ひもタイプと比べると見た目がちょっと、、、といった感じです。
とはいえ、マジックタイプはとても使いやすいので、練習用としてはピッタリのアイテムとなります。
高校・大学・社会人仕様
それでは、高校・大学・社会人仕様のグローブのご紹介です。
AM-10(10オンス)
AM-12(12オンス)
AM-14(14オンス)
プロ以外のボクサーについてはこちらのタイプになります。
このグローブ、プロ仕様のタイプと大きく違う点は、グローブを覆う革の素材です。
プロフェッショナルタイプ 牛皮革
高校・大学・社会人タイプ 合成皮革
上記のとおりです。
また、こちらのタイプは、手首のマジックテープ部分が白く塗られいるところもプロフェッショナルタイプと異なる点です。
サイズは10・12・14オンスの3種類から選べます。
なお、プロフェッショナルタイプよりもグレードは下がりますので、その点、価格も若干安いです。
とはいえ、ウイニングのグローブです。
合成皮革でも十分な耐久性はありますし、使用感はバツグンです。
どうしても本革のグローブが欲しいという人は、プロ以外の人でもプロフェッショナルタイプを購入すればいいと思います。
アンダージュニア(中学生以下)試合用グローブ
U15-10(10オンス)
U15-12(12オンス)
次は、アンダージュニア(中学生以下)の試合用グローブです。
中学生以下の人は、こちらを選んでください。
10・12オンスの2種類があります。
パンチンググローブ
スタンダードタイプSB-2000
デラックスタイプSB-3000
そして最後は、パンチンググローブです。
こちらは、上記2パターンから選べます。
違いとしては、
厚み | ロックの形状 | デザイン | |
---|---|---|---|
スタンダード | 15mm | ゴムバンド式 | 手首部分にロゴ |
デラックス | 20mm | マジックテープ式 | ナックル部分にロゴ |
こんな感じです。
パンチンググローブは薄手なので、拳を痛めないか心配な人は、デラックスタイプにしておくとOKですよ。
ちなみに、ウイニングのボクシンググローブは、オリジナルのグローブをオーダーメイドすることも可能です。
オーダー方法について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
サイズ選びで悩んでいる方・他のメーカーのグローブも見てみたい方
なお、サイズの選び方が分からないという方は、【ボクシンググローブの選び方】買って後悔しないように【初心者必見】を読んでみてください。
また、「ウイニング以外にもオススメのグローブを見てみたい」という方は、ボクシンググローブのおすすめはこれ!【初心者・上級者・女性向け】をご覧ください。
まとめ
ウイニングのボクシンググローブの選び方について解説をしてきました。
ウイニングは、値段は高いですが、品質・ブランド力に優れた、ボクサーであれば誰もが憧れる最高のブランドです。
これをつければ、練習にも一段と身が入ると思いますので、とてもいい投資になります。
新調したウイニンググローブを身につけて、練習にはげんでください。
それでは、今回はこの辺で。
ウイニングのボクシンググローブが欲しいな。
でもウイニングにもいろんな種類のグローブがあるしなあ。。。
それぞれのグローブの違いって何だろう?