【ボクシンググローブの選び方】買って後悔しないように【初心者必見】

 

ボクシンググローブの選び方が分かんないな。

サイズもメーカーもかいろいろあるし。

どれにすればいいんだ。。。

 

こういった疑問にお答えします。

 

ボクシングを始めたら、やっぱりマイグローブが欲しいですよね。

ジム共用のグローブだと衛生面が気になりますし。

また、モチベーションアップのためにも自分専用のグローブは持っておいた方がいいです。

とはいえ、たくさん種類がある中で何を基準に選べばいいか、最初のうちはあまりよく分からないですよね。

というわけでこの記事では、ボクシング初心者の方向けに「ボクシンググローブの選び方」について解説します。

 

これを読んでおけば、ボクシンググローブ選びで失敗することはありません。

 

それでは早速いきましょう。




 

ボクシンググローブのサイズの選び方

 

 
boxing gloves choice
 

まずは大きいグローブと小さいグローブ、それぞれの特徴から説明しておきます。

 

大きいグローブの特徴

 

だいたい想像できると思いますが、サイズの大きいグローブは重いのでパンチが出しにくいです。

しかしその反面、クッション性が高いため、拳を保護できるというメリットがあります。

また、大きいグローブはパンチも重くなるため、サンドバッグを打った時に「ズドーンッ!」といういい音がします。

これもいいところですね。

 

小さいグローブの特徴

 

一方、小さいグローブはというと、パンチがスムーズに出せるので爽快感があります。

さらにパンチをミットやバッグに当てた時、ナックルに響く感触がめちゃくちゃ快感です。

大きいグローブはパンチを当てた時にフワッとした感覚が残るので、ここが大きな違いです。

ですが、やはり拳には負担がかかりますね。

 

このように大きいグローブと小さいグローブには、それぞれメリット・デメリットがありますので、まずはここを頭に入れておいてください。

 

サイズ(重さ)の種類

 

それではサイズの種類について解説します。

 

  • 8オンスグローブ
  • 10オンスグローブ
  • 12オンスグローブ
  • 14オンスグローブ
  • 16オンスグローブ
  • パンチンググローブ

 

ボクシンググローブには、上記の種類があります。

オンス(oz)とは重さの単位のことですね。

ちなみに1オンスは28.35gです。

当然ながら、オンス数(重さ)に比例してサイズの方も大きくなります。

 

8オンスグローブ

 

8オンスグローブは、JBC(プロボクシング)の試合において、ミニマム級〜スーパーライト級で使用されるグローブです。

 

10オンスグローブ

 

10オンスグローブは、JABF(アマチュアボクシング)の試合において、ウェルター級までの階級で使用されるグローブです。

また、プロの試合では、ウェルター級〜ヘビー級までの階級で使用されます。

 

12オンスグローブ

 

12オンスグローブは、JABF(アマチュアボクシング)の試合において、ライトミドル級以上の階級で使用されるグローブです。

 

14オンスグローブ

 

14オンスグローブは、主にスパーリング用として使われることが多いです。

JBCのプロテストや30歳以上のスパーリング大会、オヤジファイトなどでも、14オンスのグローブが使われています。

 

16オンスグローブ

 

こちらも主にスパーリングで使うグローブです。

いちばん大きいサイズなので、安全に実戦練習をするのに適したグローブです。

体が大きい人はパンチの威力もあるので、16オンスを練習用として使う場合もあります。

 

パンチンググローブ

 

パンチンググローブは、8オンスよりもさらに薄くて小さいグローブです。

このタイプは、「ナックルの感触を確かめるため」に使われる場合が多いですね。

パンチンググローブをつけることで、ミットやサンドバッグを打つ際、拳が芯を食ってきれいに当たっているかを確認することができます。

 

初心者はどのサイズ(重さ)にすればいいか?

 

すみません、前置きが長くなりましたが、

 

結局、初心者はどのサイズ(重さ)がいいのか?

 

という疑問にお答えします。

 

結論から言うと、

 

 12オンスまたは14オンス

 

これでOKです。

 

なぜなら、ボクシングを初めて間もない頃は、拳を痛めてしまうことがあるからです。

やはり慣れていない時期というのは、変な打ち方をしてしまったり、拳が疲労したりすることが多々あります。

拳は鍛えられるので、徐々にハードなパンチにも耐えられるようになりますが、強くなるまでに多少時間がかかるんです。

なので、最初のうちは安全面を考えて、やや大きめのグローブを使うことをオススメします。

そして、慣れてきたら8オンスも買うといいですよ。

やっぱり打っていて気持ちいいのは、8オンスですからね。

 

えっ?でもそんなにいくつもグローブ買えないよ。

 

こう思った方。

確かにできれば1つにしたいという気持ちはありますよね。

お金もかかりますし、かさばりますからね。

なので、こういった方は、ある程度拳が強くなるまではジムの大きめのグローブを使って、その後に最初から8オンスを買うというパターンでもいいと思います。

 

なお、プロテストを受ける人は14オンスをオススメします。

理由は、プロテストで指定されているグローブが14オンスだからです。

パンチを当てる距離感や重さの感覚を養うためにも、練習の時から14オンスを使っておくといいですよ。

 

ちなみに、ミット打ちをする場合は、パンチンググローブを使った方がベターです。

ナックルの感触が分かりますし、何といってもバシバシいい音がしてめちゃくちゃ気持ちいいですから。

なので、パンチンググローブも持っておくと便利ではありますが、ミット打ちの時ぐらいはジム共用のグローブを使ってもいいと思います。

そんなに頻繁にミットを持ってもらえるわけではないですしね。

 

と、ここまでサイズと重量について説明してきましたが、実はこれ、メーカーによってけっこう違ってくるんです。

つまり、表記重量が同じグローブでも、実際に測ってみると重かったり軽かったりすることがあるということです。

「なんだそれ!」と思ったかもしれませんが、こればっかりは仕方がないんですよねw

なので、表記重量はあくまで目安ということで考えておいてください。

厳密に何グラム・何センチと書かれた商品はまずありませんので。

重さやサイズは、「オンス」でざっくり判断するしかないですね。

 

ボクシンググローブの仕様について

 

それではここからどんな仕様のグローブがあるかを解説します。

最低限見るべきポイントは2つ。

 

  • リスト部分のロックの形状
  • 表面素材

 

上記です。

 

リスト部分のロックの形状

 

手首のロックの形状は以下のパターンがあります。

 

  • マジックテープタイプ
  • 紐タイプ

 

使い分けとしては、

 

 マジックテープ  トレーニング全般に使用

 紐タイプ  スパーリング・試合用

 

こんな感じです。

 

紐タイプはガッチリグローブを固定できるので拳との一体感がありますが、やはり着脱がめんどうです。

普通に練習用として使う分には、マジックテープをしっかり止めておけば全く問題ありません。

なので、初心者の方は使いやすさを優先して、マジックテープを選んだ方がいいですね。

 

表面素材

 

ボクシンググローブの表面は革でできいますが、

 

  • 本革
  • 合成皮革

 

大きく分けるとこの2種類となります。

どちらがいいかというと、

 

ボクシング初心者の方は、合成皮革のグローブで十分です。

 

理由は、単純に値段が安いからです。

グローブを長く使っていると、徐々にこだわりや好みが出てきます。

そういった時に、最初に安いグローブを買っておくと次のグローブが買いやすいですよね。

つまり、ファーストグローブはお試しで買うといいということです。

もちろん、最初からいいグローブを買って長く使いたいという方は、本革製品を買ってもOKです。

それはそれで否定しません。

やはり、本革の方が耐久性はいいですからね。

とはいえ、合皮だから品質が悪いということは全くありません。

どちらかというと、ボクシンググローブは合皮の商品の方が多いくらいです。

よくPUレザーという素材が使われていることがありますが、これはポリウレタン樹脂で作られた合皮です。

PUレザーは、天然の革に近い質感があり、劣化しにくい素材です。

ただし、湿気に弱く、加水分解といって皮がボロボロになることがあるので、できるだけ乾燥した場所で保管した方がいいですね。

最初からめちゃくちゃハードな練習をするのであれば、本革の方がいいですが、週に2〜3回ぐらいのトレーニングから始めるのであれば、合皮で十分です。

そのあたりは、ケースバイケースで選んでください。

 

パディングの柔らかさ

 

グローブの仕様については、ここまで説明したきたとおり、ロックの形状表面素材を抑えておけば大丈夫です。

しかし、強いてもう一つあげるとすれば、パディングの柔らかさも見ておくといいと思います。

パディングとは、グローブの中に入っている詰め物のことです。

先ほども説明したとおり、最初のうちは拳を痛めやすいので、できるだけクッション性に優れたものがいいですね。

実際に僕も、ボクシングを初めて2ヶ月ぐらいの頃に拳を痛めてしまいましたから。

とはいえ、現物を見ないと比較できないですし、ぶっちゃけ違いが分かりづらいと思いますので、できれば確認しておくというぐらいでOKです。

口コミや商品情報に書いてあれば、チェックするといった感じですね。

そもそも12オンス以上のグローブであれば、拳を保護することはできますので。

 

ちなみに拳を痛めやすいのは、サンドバッグを打つ時です。

サンドバッグにも硬い・柔らかいがありますので、できるだけ柔らかくて弾力のある(跳ね返りがいい)バッグを叩いた方がいいですよ。

一応、参考までに。

 

メーカーの選び方

 

それではどのメーカーを選べばいいかという点について解説します。

 

ボクシンググローブのメーカーウイニング、ボディメーカー、レイジェス、エバーラスト、グラント、タイトル、ツインズ、ウィンディ、アディダス、ロンズデール、イサミ

 

よく知られているメーカーといえばこのあたりですかね。

もちろん、これは極一部です。

最近では、上記以外にも魅力的なメーカーがたくさん出てきています。

 

選び方としては、

 

基本的にどこを選んでもOKです。

 

直感で「これいいな!」と思うところを選んでください。

どのメーカーにも、だいたい初心者向けから上級者向けまで、いろんなタイプのグローブがありますので。

初心者が使わない方がいいメーカーなんてないですからね。

しかし、あえて初心者にオススメするメーカーをピックアップするとすれば、

 

  • ボディーメーカー
  • ウィンディ
  • ツインズ
  • アディダス
  • venum

 

このあたりですね。

理由としては、上記メーカーは価格と品質のバランスがよく、かつ、使いやすいからです。

やはりこのあたりのグローブは、よくボクシング初心者の方に愛用されていますね。

ちなみに僕が最初に買ったグローブはボディメーカーでした。

これはホント使いやすかったですね。

 

ボクシンググローブは使い込んでいくうちに、徐々に自分の拳に沿った形になってきます。

最初はちょっと違和感のあるグローブでも、拳にだんだん馴染んでくるんです。

なので、どのグローブでも使い込んでいけば、いい感じに仕上がってきます。

そうなるまで、マイグローブを育てていきましょう。

使っていくうちに愛着も出てきますよ。

 

ちなみにメーカー別の特徴については、それぞれ以下の記事で解説しています。

気になるメーカーがあったら、読んでみてください。

 

 メーカー別の特徴はこちら

【エバーラストのボクシンググローブ】オススメはこれ!【初心者向け】

【ボディメーカーのボクシンググローブ】オススメはこれ!【筆者の口コミあり】

ウイニングのボクシンググローブ【選び方を解説】

レイジェスのボクシンググローブの評判【口コミ紹介】

ウィンディのボクシンググローブ【選び方を解説】

venumのボクシンググローブは種類が豊富【オススメはこれ】

ツインズのボクシンググローブの評判【オススメもご紹介】

ロンズデールのボクシンググローブの評判【オススメ品もご紹介】

RDXのボクシンググローブ【オススメはこれ!】

アディダスのボクシンググローブの評判【オススメも紹介】

リーボックのボクシンググローブの評価【オススメも紹介】

イサミのボクシンググローブの評判

 

まとめ

 

ボクシンググローブの選び方についての解説でした。

マイグローブがあるのとないのとでは、ボクシングに対する気持ちが全然変わってきます。

やはり自分の道具があると、ボクシングをさらに好きになることができますし、練習にも身が入ります。

これでもう一歩、本物のボクサーに近づけますよ。

ということで今回は以上です。

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